【ローカライゼーション】がもたらす配送・物流への影響

翻訳外注ノウハウ

ローカライゼーション(局在化、局地化、現地化)というと、「ターゲットとする地域で売れるように製品を調整すること」だと思われがちです。しかし、その製品を出荷し、製造するプロセスについてはどうでしょうか。

ローカライゼーションは、顧客と接するプロセスでも、社内のビジネスプロセスでも重要です。実際、「輸送や物流の未来は、ローカライゼーションによって効率化を図り、新しい市場と融合していくことに懸かっている」と言っても過言ではないかもしれません。

ここではローカライゼーションがこの業界にもたらす役割と、あなたの会社にローカライゼーション戦略が早急に必要な理由を説明します。

※本コラムはLilt社のコラムを元にお届けしています

ローカライゼーション vs ローカライゼーション

ローカライゼーションとは、製品やサービスを対象地域の言語、文化、技術的な慣習に従って変換するプロセスを指します。

ローカライゼーションには翻訳が重点項目として含まれますが、一般的な決済方法を利用可能にする、などグローバルな顧客体験に関する問題も含まれますが、これらは配送や物流で使用されるローカライゼーションという言葉とは異なるものです。

産業界全体では、ローカライゼーションは組立ラインやそれ以降の製品の追跡を表す言葉として使われており、この意味でのローカライズは、「製品がどこにあるのかを常に把握するための在庫管理手法」ということになります。

今回は、ローカライゼーションの最初の定義、すなわち翻訳などを用いて製品やプロセスを現地向けにパーソナライズする必要性についてお話ししています。

ローカライゼーションによる配送と物流の向上

配送と物流は、強固なローカライゼーションを導入することで利益を得ることができます。

なぜなら、この業界は信頼性が高く、効率的で、ローカル市場にうまく統合されたプロセスを持っているかどうかに懸かっているからです。

ローカライゼーションは、配送と物流を支援するものなのです。

新しい市場・領域への進出

物流企業が新しい地域へ進出する場合、サービスのローカライズが必要です。これには顧客向けのホームぺージだけでなく、新しい地域とプロセスをどのように統合するかということも含まれます。

サプライチェーン、在庫管理、ベンダー統合といった各ツールはすべてローカライズする必要があり、特にグローバル規模では、協力各社との共同事業をシームレスに行えるようにする必要があります。

ローカライゼーションがもたらす海運・物流への影響

信頼性の高い現地サービスとの統合

配送業務を拡大するにつれ、現地の荷主、郵便システム、宅配便など、現地の配送サービスと統合する必要があります。

このような統合は、顧客が問題なく、遅延なく、現地のルールに従って商品を受け取ることを保証するための鍵となるものです。

また、荷主企業間の協力事業は、双方の従業員が簡単に使用できる多言語システムの導入にも大きく影響を受けます。

長い目で見ればこのように、ローカライゼーションは大きな違いを生み出すことになるのです。

シームレスなクロスボーダーコミュニケーション

国境を越えたコミュニケーションも、新しい場所で成功するための必須条件です。

ベンダーとのコミュニケーションはシームレスに、顧客とのコミュニケーションは日付形式、通貨、パッケージのサイズ、住所形式、配送方法など、現地に最適なローカライズされたものが必要です。

とはいえ現地の慣習に縛られ過ぎることなく、まず物流の重要な部分からローカライズして準備しましょう。そうすることで倉庫の搬入口からお客様の玄関先まで、関わるすべての人を確実につなくことができます。

サプライチェーンマネジメントツールの国際化

ローカライゼーションによって、サプライチェーン・マネジメント(複数の企業間で統合的な物流システムを構築し、経営の成果を高めるためのマネジメント手法)を国際化し、従業員が簡単に注文に応じたり、配送したりできるようになります。

具体的には、従業員向けのプラットフォーム、マニュアル、トレーニングを最適化することで、注文をより適切に管理し、配送することができるようにするのです。

そうしてサプライチェーンの重要な情報を、異なる場所や言語の工場や社内部署で共有することができるようになるのです。

医療など他のグローバル産業と同様、重要な情報は言語に関係なくAからBへ伝える必要があるため、多言語対応のサプライチェーンプラットフォームは、社内の従業員が効率的に処理を行うための第一歩となります。

現地の顧客体験を強化

ローカライゼーションは、カスタマーサービスを強化する上でも有効です。

現地の顧客とやり取りをする場合、支払いや配送の方法、トラッキングやカスタマーサービス用のEメールなどをローカライズすることで、顧客の期待を上回るサービスを提供することができます。

これらのコミュニケーションを現地の言語で行なうことで顧客に好印象を与えることができ、総合的に優れたサービスを提供することでそのロイヤリティ(あなたの製品やサービスに対する忠誠心)を高めることができます。

最後に

最終的には、ローカライゼーションはすべての企業の手法のひとつとして含まれるべきであり、配送と物流も同様です。

ローカライゼーションによって、地域統合、国境を越えたコミュニケーション、多言語サプライチェーンプラットフォーム、優れた顧客サービスなどを実現することができます。

ローカライゼーションの成功は、ターゲットとなる地域の多様な言語、文化、技術的な慣習を理解することにかかっていることを覚えておいてください。

ローカライゼーションプロセスを開始する前に、ロケール(国や地域の文化によって異なる言語や単位、表記などの総称)を十分に把握し、専門家の支援を得て最大の成功を収めましょう。

まとめ

以上、「【ローカライゼーション】がもたらす配送・物流への影響」でしたがいかがでしたでしょうか。

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