相互接続により世界はますます文化的に均質になってきています。

しかしグローバリゼーションは、「今日はここにあっても明日には消えてなくなってしまう」ような一過性のトレンドではありません。

レクサスとオリーブの木(トーマス・ローレン・フリードマン著)」は、「グローバル化とは、国境を越えて資本、技術、情報が統合され、"地球村"が形成されることだ」と指摘しています。

そのグローバリゼーションにコンピュータは多大な影響を与え、時には物議をかもすこともあります。

※本コラムはbiz fluentのコラムを元にお届けしています

情報へのアクセス

コンピュータは世界中の情報へのアクセスを飛躍的に向上させました。

コンピューターとインターネット接続があれば、たとえばブラジルやスリランカの人々がアメリカのウェブサイトをみることができ、またその逆も可能です。

このような情報へのアクセス向上は、グローバル化の重要な要素である文化の均質化の要因であると同時に、グローバルコミュニケーションにおける相互接続性を高める要因にもなっています。

価格競争

コンピュータは多くの製品価格を引き下げましたが、それはコンピューターによって企業が定型的な組み立て作業を自動化し、サプライチェーンを合理化することができたからです。

また、インターネットを利用することでユーザーが直接販売することが可能になり、販売チームを国毎に配置する必要がなくなりました。

その結果世界中で同じような製品を入手することができるようになりました。

労働

コンピュータのおかげで世界中で労働力を確保できるようになりました。

新興国の英語を話せる労働者は、データ入力、顧客サービス、会計などの特定の仕事を、先進国の労働者の何分の一かのコストでこなすことができます。

外国にアウトソーシングされた仕事は、アウトソーシングされた国の人にとってはもはや持ちきれないほど多いのです。

コンピュータがグローバリゼーションに与えるインパクト

著作権

コンピュータの普及により、オンライン海賊行為に起因する著作権侵害の請求が増加しています。

米国政府は著作権で保護された素材を勝手にオンラインで無料配布する者を起訴するための本格的な措置を取っていますが、すべての政府が同じアプローチを取っているわけではありません。

その結果、違法なルートを通じて無料で入手できるコンテンツやソフトウェアが世界中で増加していますが、これは犯罪行為のグローバル化を意味します。

文化的

コンピュータはグローバリゼーションに伴なういくつかの"文化的な問題"にも貢献してしまっています。

たとえば、特に掲示板やニュースのコメントサイトにおける人種差別ヘイトグループのウェブサイトにおけるネットワーキングテロリストネットワーキングなどです。

インターネット上で行われていることのごく一部ですが、こうした活動もコンピュータの産物であり、グローバリゼーションの一翼を担っているのです。

まとめ

以上、「【コンピュータがグローバリゼーションに与える】インパクト」でしたがいかがでしたでしょうか。

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