【国際ビジネス】のリスクを減らすジョイントベンチャーとは?

翻訳外注ノウハウ

国際的な事業活動においては、国によって政治的・経済的・社会的リスクが異なるため、リスクマネジメントは非常に重要な要素です。

政治的なリスクとしては安全保障や政府の安定性、経済的なリスクとしてはインフレや外国政府の競争力などが挙げられますが、健康や教育水準、文化の多様性は社会的なリスクとなります。

国際市場におけるこれらのリスクは、ジョイント・ベンチャー契約を締結することで軽減することができます。

※本コラムはLilt社のコラムを元にお届けしています

ジョイント・ベンチャー(JV)の構造

ジョイント・ベンチャー(JV)とは、企業間または、企業-政府間の戦略的パートナーシップ契約で、二つ以上の独立した当事者が、共通の利益を追求するために協力することを可能とするものです。

JV契約は基本的に、リスクの高い、資本集約的な、あるいは希少なビジネスチャンスを追求し、利益と課題を共有するためのプラットフォームを提供するものです。

この戦略は、新市場への進出、新製品の導入、研究開発などの共同イニシアチブを進める際に広く活用されています。

政治的リスクの軽減

関税障壁、不安定な税制、ライセンス拒否、政府の不利な政策などは、国際ビジネスにとって依然として大きな政治的脅威です。

政府によっては、外国企業に対して国家機関や地元住民への大幅な株式譲渡を求める政策をとっているところもあります。

たとえばジンバブエなどアフリカの一部の国では、国家主導の土着化プログラムによって外資系企業の投資を引き継いでいます。

そして投資家が土着化の要件を満たさない場合は登録が抹消され、営業許可もはく奪されてしまいますが、JVを利用すれば国主導の株式保有やライセンス供与の制限を受けずに、進出先の現地企業と取引することができます。

国際ビジネスにおけるジョイントベンチャー(JV)のリスクの減らし方

経済的リスクへの対応

JVは、相手国の経済成長率の変動による販売量の不安定化を緩和することができます。

金利の上昇やインフレ、つまり製品価格の上昇といった要因が原材料のコストを上げ、利益を減少させますが、さらに資本集約的な産業の場合は特に、国際市場で事業を立ち上げる際に大きな参入障壁があるのが特徴です。

たとえば外国で水のボトリング事業を立ち上げるには高価な機械設備、運用技術、人材など、多額の投資が必要ですが、悪いことにこのような経費は販売実績の低迷や運用開始後の損失というリスクの渦中で必要となる可能性があります。

よってこのような場合は生産インフラを既に持っている企業とJVを組む方が、効率の最大化とリスクの最小化につながります。

社会的リスクの克服

従業員が抱くカルチャーショックは、企業が海外市場で新規事業を立ち上げる際に経験するリスクのひとつです。

新しい文化環境に適応するために従業員を訓練することは可能ですが、それよりも海外進出先で他の企業とJVを組んだ方がずっと便利です。

パートナー企業には現地の文化を理解、それに精通した従業員がいるはずであり、宗教、言語、医療制度、教育水準などの違いも、JV契約によって最小限に抑えることができるのです。

まとめ

以上、「【国際ビジネス】のリスクを減らすジョイントベンチャーとは?」でしたがいかがでしたでしょうか。

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