スペイン語のビジネスレターを書くときは、個人的または社交的なレターを普段書くときとは異なるアプローチが必要です。
ビジネス用の正式なスペイン語を使い、フォーマルなトーンと表現を取り入れたスタイルでなければならないということです。
他の言語をそのままスペイン語に翻訳し、レターヘッドに貼って送ればよいというものではないため、スペイン語のビジネスレターは適切な挨拶で始めることが重要です。
本コラムはbizfluent社のコラムを元にお届けしています
STEP 1
ページの一番上、左側に、肩書はなしで自分の名前を書きます。
STEP 2
二行空け、用紙の左側に自分の住所を普段通りに書き、母国語で書くときと同様に適切なカンマ(,)や句読点(.)を入れます。
STEP 3
ふたたび二行空け、スペイン語の正式な書き方に従って手紙の日付を書きます。
たとえば、2010年5月10日の場合は「10 de mayo de 2010」です。
STEP 4
さらに二行空け、用紙の右側に宛先の名前と住所を次のように書きます。
「A la atención del Sr. Alvaro Medina TTCB S.A. Avda. de la Constitución s/n 28077 MADRID」
※前半が宛名、後半が住所
男性の場合、「Señor Don」 を「Sr.D」 と略すのが適切です。また、女性の場合は「Señora Doña 」の略である「Sra.Dña」を使用するのが適切です。
「Sra.」を使うのは、相手の女性が結婚していることが分かっていて、「Sra.」と書いてもらうことが本人の希望である場合だけにしてください。
尚、スペイン語の正式な書き方では、住所にはカンマ(,)を使用しません。
STEP 5
二行空け、挨拶文と正式な書式名、そして宛先の姓を書き、その後にコンマ(,)ではなくコロン(:)を付けます。
相手とビジネス上の関係が良好な(親しい)場合は「Ëstimado」(女性の場合は「Ëstimada」)を使い、その後にファーストネームを書きます。
ビジネス上の関係が良好でない(それほど親しくない)場合は、男性の場合は「Muy Señor Mío」、女性の場合は「Muy Señora Mía」とし、名前は省略します。
たとえば、
- Estimado Señor:
- Estimada Señora:
または
- Muy Señor mío:
- Muy Señora mía:
といった具合です。
まとめ
以上、「6ステップでわかる【輸出入ビジネスの始め方】」でしたがいかがでしたでしょうか。
当社は翻訳の目的や、翻訳する文書の特徴、性質などを正しく理解、見極め、相手国の文化的背景を念頭に、ホームぺージや契約書、取扱説明書、プレゼン資料、リリース、ゲーム、アプリその他あらゆるビジネスで必要なドキュメント、テキストの「プロ翻訳者による翻訳」を、英語を中心に世界120か国語で行います。
高い品質が求められる外国語対応や翻訳についてもしお困りでしたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。