【持続的なローカライゼーション】のための5つのステップ

翻訳外注ノウハウ

マーケットへの迅速な製品の投入、御社の事業にとってそれはどれほど重要でしょうか?

今日のように変化の激しいマーケットに於いては、できるだけ早く最新の製品を世界中に提供しなければユーザーを失うリスクがありますが、それは「アジャイルなローカライゼーション」で解決できます。

そしてそれは、モバイルアプリ開発者にとって貴重な存在である「持続的なローカライゼーション」により可能となるのです。詳しくみていきましょう。

※本コラムはAccelingo社のコラムを元にお届けしています。

翻訳プロセスに対する考え方を変える

「持続的なローカライゼーション」は、開発サイクル全体を通して製品をリリースできる状態に保つ「アジャイルなローカライゼーション」の一種です。

リリース後も継続的な機能拡張やアップデートが必要なモバイルアプリでは、このタイプのローカライゼーションがとられることが一般的です。

世界の多くの国では、翻訳はまだwaterfall method(ウォーターフォール・モデル)で行われていますが、この方法ではエンジニアがプロジェクトのコーディングを完了した後に翻訳を一括して開始します。

しかしこの方法ではプログラムコードが壊れてしまったり、早い段階で翻訳していれば避けることができていたはずのトラブルが発生してしまうという問題がありました。

インテルやシスコなど、ソフトウェアの世界的なリーダーの多くが持続的なローカライゼーションの構築に取組んでいます。

持続的なローカライゼーションを実現するためにはそれに関係する全員が協力し合う必要がありますが、これには「国際化推進チームのキーパーソンとなる人をリクルートすること」も含まれます。

翻訳チームのキーパーソンはその過程に協力することはもちろん、それを自分のものにすることができなくてはなりません。

そしてそれは、コミュニケーション用の社内プラットフォーム(持続的なローカライゼーションには必須)を使用し、すべてのリソースを共有するで実現できるのです。

持続的なローカライゼーションのための追加予算を計上する

古典的な単発のアプローチに比べ、持続的なローカライゼーションにはコストがかかることはおわかりいただけたかと思います。実際、長期的にみると最大50%のコスト増になる可能性があります。

しかしそれにより翻訳対応が完了した製品を、数か月に一度といった遅いペースではなく、毎週のようにお客様にお届けすることが可能になるため、お客様からの信頼とロイヤリティの獲得につながるのです。

さらに開発チームが国際化に於ける検証を迅速に行なうことができるようになるため、プログラムコードの問題を以前よりも迅速に発見することができるようになります。

このようなローカライゼーションの仕方はコストはかかりますが、製品の問題をいち早くキャッチすることができ、また、製品の品質面に信頼を寄せる顧客層による売上の拡大につながります。

翻訳エキスパートとのコラボレーションにより俊敏性を維持する

俊敏性(アジャイル)を維持するためには、経験と専門知識を活用する必要があります。つまり、柔軟なワークフローを優先させる必要があるということです。

関与するチームには順応性が求められ、また、結果を出すために前進することができなければなりません。加えて、ワークフローをチームのやり方に最適にする必要があります。

また、ローカライゼーションのような専門的な作業については社内だけで行なうにも限界があり、エキスパートの助けが必要です。

たとえばプログラムコードが自国と他国の双方に対応しているかどうかを確認したい場合、ソースコードでテストすることはできません。なぜならそれは視覚的なものであり経験が必要だからです。

よってエンジニアと翻訳エキスパートのコラボレーションは、プログラムコードが書かれる前とインターフェイスが設計された後の両方で行われるべきなのです。

そうすることで開発チームは、プロジェクトに合わせてプログラミングスタイルをどのように調整しなければならないかを理解することができます。

翻訳エキスパートはプロジェクトが順調に進むようにチームに協力しますが、プロジェクトが進むにつれてそれは最終的に、より手離れのよいものになっていきます。

【持続的なローカライゼーション】のための5つのステップ

時間的制約があることをチーム全体が理解する

アジャイル開発には時間的なプレッシャーがつきものですが、これはグローバルに展開する開発チームにとって最も大きな悩みの種のひとつです。

特に、ローカライゼーション工程をプロジェクトの最後に置くことに慣れているチームにとっては、時間的な制約は厳しいものです。

タイトなスケジュール下で迅速なイテレーション(短い間隔で反復しながら行われる開発サイクル)を行なうため、余分な作業をする時間はほとんどないのです。

だから翻訳チームは開発チームと協力し、製品やコンテンツをすぐに翻訳するのが良いのか、後日進めたほうが良いのかを判断しなければなりません。

教育に基づいた解決策を用いる

チームの問題に対する解決策を見つけるには教育が必要です。

もしエンジニアに国際的なニーズに対応したコーディングの経験がほとんどない場合、(問題に遭遇した場合)エンジニアはパニックに陥り、仕様変更に対して直感的に敵対する姿勢をとるかもしれません。

しかし翻訳のエキスパートならその不安を解消し、詳細まで説明することができます。

そしてエンジニアは、前もって教育を受けていれば変化がそれほど大きなものではないことを理解し、リラックスすることを理解するようになるのです。

これは、プログラムに加えなければならない変更に対し「後手に回るのではなく先手を打つ」というアプローチから生まれるものです。

ローカライゼーション業界をリードするCommon Sense AdvisoryGALA(Globalization & Localization Association)は「持続的なローカライゼーションの実施こそがこれからの流れである」と報告しています。

ローカライゼーションに対する認識が進むにつれてプロセスがより簡単になることが予想されますが、ウォーターフォール・モデルからアジャイルへのシフトにおける主要な推進力は、モバイルアプリ産業の成長です。

わたしたちは最新のトレンドをよく理解しています。そしてアジャイルな言語サービスを望むお客様により良いサービスを提供するために最適なアプローチを検討、ソフトウェアを上手く活用することでそれにお応えしています。

まとめ

以上、「【持続的なローカライゼーション】のための5つのステップ」でしたがいかがでしたでしょうか。

当社は翻訳の目的や、翻訳する文書の特徴、性質などを正しく理解、見極め、相手国の文化的背景を念頭に、ホームぺージや契約書、取扱説明書、プレゼン資料、リリース、ゲーム、アプリその他あらゆるビジネスで必要なドキュメント、テキストの「プロ翻訳者による翻訳」を、英語を中心に世界120か国語で行ないます。

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