【グローカル】とは何か?

翻訳外注ノウハウ

Britannica encyclopediaによると、glocalization(グローカライゼーション)とは「現代の社会、政治、経済システムに於いて、普遍化(universalizing)する傾向と特殊化(particularizing)する傾向が同時に起こること」です。この用語は、日本語の「土着化」に由来すると考えられており、実際の意味はグローバル・ローカライゼーションです。日本人はこの言葉を、農業技術を地元に根付かせるという概念を表現するために使いました。英語では、”global “と “local “を組み合わせた造語で、グローバルな商品をそれぞれの市場のターゲットに適合させるマーケティング戦略のことです。

※本コラムはCommit Globalのコラムを元にお届けします。

グローカルの概念

ビジネスの世界では、自社製品をグローバルに展開したいと願う企業の間で、グローカルの概念が広く浸透しています。製品のグローバル性を維持しながらローカルな要素を取り入れ、ターゲットとなる各国の市場で伝えられ、理解されるようにするのです。こうすることで企業は特定の地域の人々のニーズや文化的価値観に適応し、パーソナライゼーションのレベルを達成することができるのです。

しかしグローカルは、専門家がその価値を認めながらも企業の本質を損なわずに実現する方法がわからず、マーケティング部門にとって大きな課題となっているようです。Widen Connectivity Report 2018によると、調査に参加したマーケターの半数以上が、グローカルの概念にどのようにアプローチすればよいのかわからないと回答しています。

商品をグローカル化する方法

現地のニーズに合わせる

商品をグローカル化するためには、現地の購買者のニーズに合わせる必要があります。文化、理想、習慣を考慮し、ターゲットに合わせたブランド作りをしなければなりません。たとえば食の分野では、レシピや食材をそれぞれの地域の嗜好に合わせる必要があります。こうすることで、製品は消費者に親しまれ、彼らの習慣に適用されるのです。

マーケティング戦略の見直し

商品を取り巻くマーケティング戦略を、現地に適合させることも非常に重要です。これにはプロモーション、ブランディング、ソーシャルメディアでの表現などが含まれます。文化的なグループ毎に使用する言葉、画像、さらにはコミュニケーション・チャンネルを慎重に選択し、人々の多様な特殊性にマッチさせなければなりません。

ただ翻訳するだけでなく、きちんとローカライズ(現地化)すること

グローカリゼーションを実現する方法のひとつに、商品にまつわるすべてのテキストコンテンツのローカライズがあります。それぞれの地域の人々に精通した言語の専門家が、文化的仕様、理想、ニュアンスに基づいて、ブランドやドキュメントを翻訳します。

テクノロジーを活用する

世界中のさまざまなチームが行なうすべての作業を監視・管理する上で、テクノロジーはマーケティング担当者にとって非常に有効です。ツールや記録システムによってグローカル戦略をモニターし、日々のワークフローに組み込むことができるのです。

【グローカル】とは何か?

グローカル商品とは、成功する商品のこと

先に述べたように、グローカリゼーションが成功すれば、素晴らしい商品がグローバルに受け入れられることになります。マーケティング担当者やチームは、これらの商品が特定の文化的条件の中で育った人々を対象としていることを常に念頭に置き、自然で親しみやすい方法で提示することが非常に重要です。

グローカルを成功させるためには、グローバルとローカルのギャップを埋め、新しいローカルマーケットに参入し、定着させる必要があるのです。

まとめ

以上、「【グローカル】とは何か?」でしたがいかがでしたでしょうか。

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