翻訳を外注するときに伝えると得する情報

翻訳を外注するときに伝えると得する情報

 

翻訳会社や翻訳者に翻訳を依頼する際、伝えるべき情報は主に次の5つです。
ひとつずつ、みていきましょう。

どの分野の、どんな種類のドキュメントか

分野」とは、翻訳の元となるドキュメント(文書)が「何に関するものなのか」という情報です。

「種類」とは、翻訳の元となるドキュメント(文書)が「何なのか」という情報です。

分野例 金融、法律、IT、工業、医療(医薬)、その他など
種類例 財務諸表、決算書、契約書、アプリ、マニュアル(取扱説明書)、製品カタログ(パンフレット)、図面、申請書類、WEBサイト、書籍、レターなど

「金融企業間で取り交わす_契約書」「電機メーカーの_決算書」「IT企業の_プレスリリース」など、「分野」と「種類」の組み合わせは無限です。

これらの情報を正しく伝えることで、目的に合った見積もり、翻訳物(成果物)を得ることができます。

何語から何語への翻訳が必要なのか

翻訳業界では、翻訳前の言語を「ソース言語」、翻訳後の言語を「ターゲット言語」と呼びますが、これらをひとくくりにして「言語ペア」と言います。

「言語ペア」を伝えることに加え、「どこの国」の「何人(国籍)」を対象にしているのか、といった情報も、目的に合った見積もり、翻訳物(成果物)を得ることにつながります。

言語ペア例 言語例
  • 日本語から英語(英訳)
  • 日本語から中国語(中国語訳)
  • 英語から日本語(和訳)
  • 中国語から日本語(和訳)など
  • カナダ向けのフランス語
  • ブラジル向けのポルトガル語
  • 香港、台湾向けの中国語(繁体字)など

どれくらいの量があるのか

「量」とは原稿の分量を指し、翻訳業界では「ボリューム」と呼ばれます。

「ボリューム」には、文字数、単語(ワード)数、枚、ページ、冊、などさまざま単位がありますが、いずれの場合も最終的には「文字数」または「単語(ワード)数」に置き換えられた上で翻訳料金や納期が決定します。

原稿が日本語、中国語、韓国語の場合 「文字数」が基準となる
原稿が英語その他欧州言語の場合 「単語(ワード)数」が基準となる

「文字数」や「単語(ワード)数」について、原稿がもしMS Wordで作成されたものであれば「文字カウント機能」を使用して簡単に判明します。

また、MS Word以外のファイル形式の場合(MS Excel、MS PowerPoint、PDFなど)も、テキストをMS Wordにコピー&ペーストすることで同様に判明します。

どれくらいの品質が求められるのか

翻訳に必要な、または翻訳に期待する「翻訳品質」も重要な情報です。翻訳品質レベルを伝えることが難しい場合は、次のような情報でも構いません。

  • 内容をざっと把握するだけでよい(自分用、社内用など)
  • 内容を細かく、正確に把握する必要がある(自分用、社内用など)
  • 内部で共有する必要がある(社内用など)
  • 外部に出す必要がある(社外用など)

自分、社内用など「内部向け」であっても、読み手の言語レベルによって必要とされる翻訳品質は異なります。これは、社外用といった「外部向け」であっても同様です。

  • 自分または、社内スタッフが翻訳(後)言語のネイティブであるかどうか、など
  • 英国の英国人向けの英語である、米国の移民向けの英語である、アジア向けの英語である、など

必要な、または期待する「翻訳品質」を伝えることがもし難しい場合は、「翻訳する理由(翻訳物の使用目的=用途)」を伝えることで代替できます。

どれくらい急いでいるのか

「いつまでに必要なのか」も必ず伝えるようにしましょう。

特に「納期」の希望がなければ翻訳会社は「標準的な納期」を提示してきますが、「急いでいる」場合は見積対応スピードにも影響してくるので、最初に伝えておくほうが賢明でしょう。

「納期」は翻訳品質に直結し、十分余裕を持つことが品質向上につながることは言うまでもありませんが、どうしても急ぎの場合は(割増料金が発生する可能性がありますが)その旨を伝えると、要望に応じた最適な対応(翻訳方法)を提案してもらえるでしょう。

 

以上が「翻訳を外注するときに伝えると得する情報」ですが、詳細確認がご必要な場合はお気軽にお問い合わせください!

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