海外進出できるかどうかが低コストで簡単にわかる方法

海外進出できるかどうかが低コストで簡単にわかる方法

 

「人口減少・少子高齢化→マーケットの縮小・採用難→コロナ禍」

高度経済成長期後も順調に推移した日本経済が1991年のバブル景気でピークを迎え、景気後退から空白の20年間と呼ばれる期間を経て今回のコロナ禍、そして余儀なくされるパラダイムシフト。

残念ながらこの国の経営環境は、その厳しさを増すばかりのように思えます。

そんな中、「先行き見通しの難しいこの国でしのぎを削るよりも海外へ…」と考える企業や経営者は少なくないでしょう。越境ECが活況なのはその証左かもしれません。

しかしそこに立ち塞がる「言葉の壁」、さらに懸念される「成功の確率」。いずれも難敵、大敵であることには間違いありません。そしてそこで思考は停止、振り出しに戻って今までどおりの国内営業に舞い戻る。先行きに不安を抱えたまま…

そんな毎日の繰り返しではないでしょうか?

果たして海外進出はどれほど難しいことなのでしょうか?

本記事では、海外進出できるかどうかが低コストでいとも簡単にわかる方法についてご説明します。

海外進出の定義

「海外進出」とはなんでしょうか?

「海外進出」とは一般的に「自社の製品やサービスの生産拠点を移転する目的で海外に進出すること」を指しますが、「海外取引を始めること」も立派な「海外進出」ではないでしょうか。なぜなら、それは紛れもなく「世界市場への参入」そのものだからです。

「海外進出」は必ずしも、現地法人を設立したり、工場を建てたりといった大袈裟なことだけを指すのではなく、海外の人や企業に自社製品・サービスを販売したり、海外企業から同様のモノ・コトを仕入れるといった「海外取引」つまり、「貿易」も立派な海外進出であると当社は考えます。

「海外進出とは世界市場参入である」

そう考えればそれほど大袈裟でも難しくもないものとして、少しは前向きに、気軽に検討できるのではないでしょうか。

  • 1億2800万人のガラパゴスな市場で地産地消にしのぎを削るのではなく
  • 1億2800万人の市場から、その約60倍にあたる世界74億人の市場に参入する
  • もしくは1億2800万人の市場にこれまで無かった製品やサービスを、世界74億人の市場で見つける

そんな風な軽い動機でフットワーク軽く海外取引を始める、それが世界市場に参入することとなり、結果的に海外進出したことになる。当社が考える海外進出とはそのようなものです。

海外進出はじめの一歩

とはいえ、海外取引を始めるにも事前調査は必要です。

ここで有名な「アフリカで靴を売る話」や「エスキモーに冷蔵庫を売る話」をするつもりはありませんが、果たして自社の製品・サービスが海外で受け入れられるのかどうかは調べておいたほうが良いでしょう。

では、事前調査にはどのような方法があるのでしょうか?

  • 取引のある銀行の海外支店の担当者を紹介してもらって現地の状況を聞いてみる
  • JETRO(日本貿易振興機構)に問い合わせてみる
  • 海外進出支援機関や組織から専門家を紹介してもらって教えを乞う

おおかたこんなところではないでしょうか。

資本力のある会社であればこれら以外に、専門の調査会社に調べてもらうということもできるのかもしれませんが、どこに頼んでも時間とお金が掛かります。

さらに、デスクトップリサーチや伝聞を元にまとめられた報告書の信頼性にも不安が残ります。

  • 本当に報告書どおりなのか?
  • 現地事情は本当にそうなのだろうか?
  • 現地の人たちの生の声が必要なのではないか?
  • 結果を信じて海外取引を始めてしまって大丈夫なのだろうか?

そう思って当然です。大切なビジネスを、ギャンブルのような感覚では進めるわけにはいかないのです。

では、ほかにもっと良い事前調査の方法はないのでしょうか?

簡単です。直接聞いてみればいいのです。わざわざ費用を掛けて情報収集や市場調査する必要はないのです。

自社の製品やサービスを必要とする国や地域、市場や人がいるかどうか。多少時間が掛かっても、それに対価を払ってくれる人に直接に聞くことに勝る方法はないのではないでしょうか。

どうせ進出するかしないか、逡巡し続けて前へ進むことができてない現状です。なんらかの反応が出るまで、直接聞いたことに答えてもらえるまで、ある程度なら待てるのではないですか?

要約版のページを作る

それでは、どのようにして直接聞けば良いのでしょうか?

一般的にマーケットリサーチをするには質問票が必要です。ただし、あらかじめたくさんの選択肢が用意された、大袈裟な質問票は必要ありません。

  • 自分や自社が何者で
  • どんな思いで
  • どんなことをやっていて
  • なぜ海外に何かを求めているのか

一枚にまとめた簡潔な概要だけ作れば良いのです。すでにホームページがあるなら、その要約版で十分です。

ペラ一枚、と言えばわかり易いでしょうか。あれもこれも詰め込むのではなく、エッセンスやポイントをギュッと濃縮した、一枚のウェブページ用の原稿を作れば良いのです。

ランディングページのようにストーリー展開ができれば問い合わせの数や成約率もグッと上がるでしょうが、初めからそこまで気負う必要はありません。

大切なのは、そこに想いを十分に込めることです。次項で述べますが、想いの込められていないメッセージは伝わりません。

もっとも大切なことから順番に詰め込み、全体としてはペラ一枚の要約版をぜひ作ってみてください。

外国語に翻訳する

要約版ができたら、それを外国語に翻訳してみてください。

越境ECに絶対不可欠 インターネット上で最も使われている言語」で紹介しましたが、インターネット上で最も使われている言語のうち6割は英語です。よって最初は英語だけで十分でしょう。

はじめから中国市場に狙いを定めているならもちろん、中国語にしても良いかもしれません。しかし、世界共通言語である英語の力は偉大です。英語にしておくことで、思わぬところから連絡が入るかもしれません。

ひとつだけ注意すべきことがあります。それは、要約版を作った際にそこに詰め込んだ「あなたの、自社の製品やサービスにかけるを想い」を外国語でもしっかりと伝えることです。

そのためには、

  • Google翻訳のような自動翻訳(機械翻訳)は使わず
  • 知り合いの外国語ができる人に頼んだりするのではなく
  • 相見積もりをとって最安の業者に依頼するのではなく

「あなたの、自社の製品やサービスにかける想い」が伝わる、人間味あふれる文章に翻訳できる方法を選んでください。

要約版に込めた想いも、翻訳がいい加減ではまったく伝わりません。伝わらないから相手もちゃんと読まないのです。

「あなたの、自社の製品やサービスにかける想い」がキチンと伝わる、良い翻訳に必ず仕上げてください。

外国語ページを公開する

外国語に翻訳できたら、さっそくページを公開しましょう。予算に余裕があるなら積極的に広告を打つ手もありますが、まずは公開だけでして放置しておけば良いでしょう。釣り糸を垂らしたらしばらく待つことと同じです。

この記事を読んでいるあなたや御社も今まではその一員だったわけですが、同業他社、競合他社のほとんどは海外取引、世界市場への進出にとても消極的です。だから、外国語のページを作っただけでもう、頭ひとつ、すでに抜きん出たことになるのです。

検索エンジン利用回数は世界で一か月に600億回、一年に2兆回ほどと、かつてどこかで目にした記憶があります。かなり昔なので今はもっと天文学的な数字なのかもしれません。

いずれにせよ一日にするとものすごい数の人が、ものすごい回数、なんらかのキーワードで何かを調べているのです。

英語で理解することのできるあなたや、御社の製品やサービスがその中で同業他社、競合他社より浮き上がり、ユーザーの目につくことは容易に想像できるのではないでしょうか?

問い合わせに対応する

しばらくすると、きっと海外から問い合わせが入り始めます。そしたら、Google翻訳で十分なので、内容をざっと読んでみましょう。

はじめのうちは、営業や売り込みの連絡ばかりかもしれません。しかし、先方がなんらかのかたちであなたや、御社の製品やサービスに興味を持っているのは間違いありません。

  • 問い合わせてきた会社の事業内容を調べてみる
  • 問い合わせの内容について考えてみる
  • なぜ問い合わせてきたのか想像してみる
  • 問い合わせ主にあなたの、自社の製品やサービスが売り込めないか考えてみる
  • 問い合わせ主となんらかのかたちでビジネスができないか考えてみる

たとえ問い合わせ主やその事業内容に興味がなくても、そんな風に前向き、建設的に問い合わせ内容について考えてみることで、もしかしたら予想もしなかった活路が見い出せるかもしれません。

そしてそのうち、あなたの、自社の製品やサービスを求める、真のお客様からきっと問い合わせが来ます。そしたらその内容を読んで、どうするか決めるんです。

もし魅力的な問い合わせなら、返事をしてみるのです。「あなたの、自社の製品やサービスにかける想い」をもちろん、その返事にしっかりと込めることを忘れないようにしてください。

海外ビジネスへの取り組みについて考える

ここから先のことはもう、ご説明するまでもないでしょう。問い合わせ主への返信に、ふたたび返信がきたら、やりとりを続けながら海外ビジネスへの取り組みについて考えるだけです。

話が具体的になるにつれ、ルートや為替、法律などさまざまな課題が浮かび上がってくるでしょうが、それらに関する専門家や専門事業者がこの世には山ほどいます。

「海外進出支援」というキーワードでインターネットを検索すれば、選ぶのに困るほどのサポーターが見つかりますので、課題については解決する必要が生じたときに考える、という軽いスタンスで問題ありません。

いつの時点でも選択権はあなたや御社にあります。やりとりを続けるなかで、ピンと来なかったり、お互いのメリットがあまりないと思ったら、その時点で礼儀正しく辞退すれば良いだけです。

そしてまた次の問い合わせ内容について、真剣に考え始めれば良いのです。そうしているうちに、そこから御社の海外進出、世界市場への参入、そしてグローバルビジネスが始まるんです。

簡単だと思いませんか?

まとめ

以上、「海外進出できるかどうかが低コストで簡単にわかる方法」でしたがいかがでしたでしょうか。

海外進出、世界市場への参入、グローバルビジネス、と読んだり聞いたりするととても大袈裟なことのように思えますが、言葉や商習慣の違い以外は国内市場での取引となんら変わりありません。

先の見えない1億2800万人の国内市場で苦しんでいるのに、心の壁を作ってその約60倍にあたる世界74億人の市場を見ないふりをするのはもう止めましょう。

  • 「あなたの、自社の製品やサービス」に興味があるかどうか
  • 「あなたの、自社の製品やサービス」を必要とする人がいるか
  • 「あなたの、自社の製品やサービス」に対価を払ってくれる人がいるか

ビジネスが始まるきっかけに国内も海外も違いはありません。しかし、ビジネスが成功するかどうかはやってみないとわかりません。

そして大切な「あなたの、自社の製品やサービス」だからこそ、イチかバチかの大勝負をするわけにはいきません。だから事前に、直接、聞いてみるのです。それもできるかぎり低コストで、簡単に。

当社が得意としているのは「あなたの、自社の製品やサービスにかける想い」がきちんと相手に伝わる翻訳です。

どうぞ遠慮なくお問い合わせください。

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