すでに翻訳された文章を確認、修正するのが校閲・校正ですが、それぞれの作業は若干異なります。
校閲と校正の違い
校閲
- こうえつ、ネイティブチェック
- 翻訳した後の文章(翻訳文)を読み、誤りを正す作業
校正
- こうせい、プルーフリーディング
- 翻訳する前の文章(原文)を元に、翻訳した後の文章(翻訳文)を読み、誤りを正す
校閲と校正の作業内容比較
校閲(ネイティブチェック)
- 作業対象
- 翻訳した後の原稿(翻訳文)のみ
- 作業内容
- 文法(句読法、冠詞、単数/複数形)チェック、スペルミスチェック、誤字チェック、などを行ない訂正
- 作業者
- ネイティブ翻訳者、チェッカー
- 作業結果
- 訂正の上、訂正理由などを「変更履歴/コメント機能」で付記
- 料金
- 翻訳料金の50%程度
校正(プルーフリーディング)
- 作業対象
- 翻訳した後の原稿(翻訳文)※翻訳する前の原稿(原文)を参考資料として利用
- 作業内容
- 文法(句読法、冠詞、単数/複数形)チェック、スペルミスチェック、誤字チェック、誤訳、異訳、訳漏れ、誤字、表記のユレなどを訂正、歴史、文化など現地背景にそった表現の翻訳にブラッシュアップ(リライト)
- 作業者
- ネイティブ翻訳者、チェッカー
- 作業結果
- 訂正の上、訂正理由などを「変更履歴/コメント機能」で付記
- 料金
- 翻訳料金の75%程度