校閲・校正納期は一般的に「校閲・校正を発注してから納品されるまで」の一次納品日のことを指します。納品後にお客様による内容確認作業(検収)が必要となるケースが多いため、「内容確認(検収)を終えるまでの期間」を含めてスケジュール設定することをお薦めします。余裕ある納期を設定し、計画的に翻訳を行なうことが品質の向上につながります。
標準納期
日本語、英語、中国語のボリューム(文字数、単語数、ページ数)別の標準的な納期と校閲・校正できる量は次のとおりです。
校閲(ネイティブチェック)
1.5営業日
- A4)3ページ
- 原稿用紙)9枚
- 日本語)3,600文字
- 英語)1,800単語
- 中国語)3,150文字
2営業日
- A4)5ページ
- 原稿用紙)15枚
- 日本語)6,000文字
- 英語)3,000単語
- 中国語)5,250文字
3営業日
- A4)10ページ
- 原稿用紙)30枚
- 日本語)12,000文字
- 英語)6,000単語
- 中国語)10,500文字
校正(プルーフリーディング)
2営業日
- A4)3ページ
- 原稿用紙)9枚
- 日本語)3,600文字
- 英語)1,800単語
- 中国語)3,150文字
3営業日
- A4)5ページ
- 原稿用紙)15枚
- 日本語)6,000文字
- 英語)3,000単語
- 中国語)5,250文字
4営業日
- A4)10ページ
- 原稿用紙)30枚
- 日本語)12,000文字
- 英語)6,000単語
- 中国語)10,500文字
納期短縮について
複数名の翻訳者による作業同時進行により、校閲・校正納期納期は短縮可能です。ただし、
- 割増料金が発生する可能性があります
- 翻訳者間で文調やトーン、ニュアンスにユレ(ばらつき、違い)が発生する可能性があります(用語については納期的に許される範囲で統一を図ります )
納期計算方法
校閲・校正納期納期は主に、次の3つの要素で決まります。
- 校閲(ネイティブチェック)納期
- 1)原稿ボリューム ÷ 2)校閲・校正ボリューム + 3)前後工程に必要な日数(2-3営業日)× 4)50%
- 校正(プルーフリーディング)納期
- 1)原稿ボリューム ÷ 2)校閲・校正ボリューム + 3)前後工程に必要な日数(2-3営業日)× 4)75%
3つの要素の詳細は次のとおりです。
1)原稿ボリューム
- 校閲・校正が必要な原稿(原文)に含まれる文字数または、単語数のこと
- 原文が日本語、中国語、韓国語の場合は文字数、英語、欧州言語その他横文字の場合は単語数が基準
- 原稿ボリュームのカウント方法については、【原稿によって方法が変わる】文字数・単語数のカウント方法をお読みください
2)翻訳ボリューム
- 1名の翻訳者が1日で校閲・校正できる文字数または、単語数のこと
- 原文が日本語、中国語、韓国語の場合は文字数、英語、欧州言語その他横文字の場合は単語数が基準
- 日本語:3,200文字、英語:1,600単語、中国語:2,600文字、韓国語:3,900文字、ドイツ語1,100単語、フランス語:1,900単語、イタリア語:2,200単語、スペイン語:1,800単語、ポルトガル語:1,700単語程度
- 翻訳ボリュームのカウント方法については、【原稿によって方法が変わる】文字数・単語数のカウント方法をお読みください
3)前後工程に必要な日数
- 前工程)制作会議、原稿整備ほか準備、翻訳者選定・アサイン、など翻訳前に必要な工程
- 後工程)校閲、校正、最終(QA)チェックなど納品前に必要な工程
- 詳しくは品質管理体制をご覧ください
4)x50%、x75%の意味
- 校閲の場合
- 翻訳納期の半分(50%)程度の時間で作業可能
- 校正の場合
- 翻訳納期の3/4(75%)程度の時間で作業可能