レイアウト作業とは
- 元の文章の体裁に合わせて翻訳後の原稿の見映えを調整する作業です
- 原稿(原文)に図、表、テキストボックス等が含まれている場合、その調整(改行、フォント、サイズ、色調整等)に必要です
- Microsoft PowerPoint、Adobe Illustrator、Photoshopなどで作成された原稿に翻訳を上書きする場合に必要です
- Microsoft MS Word、Excelその他ワープロ、表計算ソフトなど、上記ファイル形式以外で作成された原稿でも、図や表、画像等が含まれている場合は必要です
レイアウト料金
- レイアウト作業が必要な場合にのみ発生し、翻訳料金とは別に課金されます
- レイアウト作業は純粋な翻訳作業とは異なり、翻訳の作業効率も落とすため、翻訳料金とは別に必要となります
- レイアウト作業が必要なページ1ページあたり、図1点あたり、表1点あたり、等の単位で加算されます
原稿別レイアウト作業・料金
原稿の違いによるレイアウト作業および、レイアウト料金は次のとおりです。
紙原稿の場合
- ベタ打ちと呼ばれる翻訳テキストのみを納品するケースが多いため、原則無料
- ただし、作表・作図作業などが必要な場合は有料となる可能性あり
- レイアウト作業が必要なぺージあたり500円、図1点あたり500円など
Wordファイル形式の原稿の場合
- ベタ打ちと呼ばれる翻訳テキストのみを納品する場合は無料
- 原稿に図や表が含まれていて、そのレイアウト作業が必要な場合は有料
- レイアウト作業が必要なぺージあたり500円、図1点あたり500円など
Excelファイル形式の原稿の場合
- ベタ打ちと呼ばれる翻訳テキストのみを納品する場合は無料
- 原稿に図や表が含まれていて、そのレイアウト作業が必要な場合は有料
- レイアウト作業が必要なシートあたり500円、図1点あたり500円など
PowerPointファイル形式の原稿の場合
- PowerPointファイルはすべてがテキストボックスで作成されたものであるため原則有料
- レイアウト作業が必要なシートあたり500~1,000円、図1点あたり500円など
- ただし、テキストボックス数が少ない場合はサービスとして無料対応する場合もあり
PDFファイル形式の原稿の場合
- ベタ打ちと呼ばれる翻訳テキストのみを納品する場合は無料
- ただし、作表・作図作業などが必要な場合は有料となる可能性あり
Illustratorファイル形式の原稿の場合
- 原則有料
- ページあたり2,500~3,000円など
- ベタ打ちと呼ばれる翻訳テキストのみを納品する場合は無料
InDesignファイル形式の原稿の場合
- 原則有料
- ページあたり3,500~4,000円など
- ベタ打ちと呼ばれる翻訳テキストのみを納品する場合は無料
レイアウト作業のメリット/デメリット
メリット
- 原稿(原文)に近い美しい仕上がりになる
- 翻訳納品後すぐに使用できる
- お客様自身がレイアウト作業を行なう場合に必要となる、翻訳に関する確認作業(改行や突合など)が不要になる
- 翻訳会社が持つレイアウトに関する知見を活用できる
デメリット
- 翻訳料金とは別に作業代を請求される(翻訳に掛かるコストが上がる)
- レイアウト作業が加わる分、納期が長くなる
- レイアウト作業に関する打ち合せが必要になる
- 期待どおりの仕上がり(レイアウト結果)にならない可能性がある(翻訳すると文章が長くなり、フォントサイズを変更したりするケースがあるため)